選考対策

【選考対策】内定獲得に近づく企業研究のやり方・進め方

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こんな方が対象です。

・企業研究のやり方がわからない

・なんとなく企業研究を行ってる

 

1.なぜ企業研究を行うのか?

【企業研究の目的】

・自分に合う会社か否かを判断する為

・企業の経営状況と将来性を確認する為

・書類選考と面接を通過し内定を得る為

企業研究は自分軸、会社軸、選考軸の3つの目的に沿って行います。

要は「自分に合っており、将来性がある会社から、内定を獲得する為」に行うのです。

どの軸が欠けても満足な転職は出来ないので、企業研究を行う時は3軸をベースに行いましょう。

2.手順

客観的・定量的な情報から主観的・定性的な情報へと企業研究を進めて行きます。

■具体的な手順

<インプット編>

(1)企業のIR・決算報告資料を見る

IR情報は企業が投資家や株主に会社の現状や今後の展望などを定量・定性的に伝える活動全般を言います。

 

株主や投資家から継続的に投資を受けるためにも重要な情報になるので、企業に関する事細かな信頼性の高い情報が載っているのが特徴です。

 

実際に調べる時は「企業名 +   IR or 決算資料」で検索してみましょう。

上場企業であれば該当のページが検索上位に出てきます。

ページの中には下記のような名称の資料が多数アーカイブされています。

一般の人も自由にアクセスできるので、企業研究の第一ステップでこれらの資料に一通り目を通します。

・有価証券報告書

・アニュアルレポート

・過去実績の推移データ

などなど

とは言っても小難しいことはわからないという人もいると思うので、

最低限、見るべきポイントも共有します。

 

①直近の売上高/営業利益/営業利益率(+α推移)

会社の基本的な実力を見ることができます。

額も重要ではありますが、額よりも推移(売上/利益)と率(売上の上昇・下落/営業利益率)を見ましょう。

 

売上推移と営業利益率の関係性を見て

今、その会社がどのような段階にあるかを判断します。

 

・売上は順調に伸びているが、利益率が低下している時は「何かに投資しているのか?」

・売上が横ばいで利益率が高くなっている場合は「既存事業は収益化できているけど、新規事業にはなかなか着手できないのか?」

などなど

②決算短信の下記項目

企業の現状が定量・定性面で簡潔に述べられています。

・経営数字

・事業リスク

・経営方針

上記の項目は必ず目を通しましょう。

ここまでで研究対象企業の大枠を理解する事ができます。

(2)業界データを見る

業界トップ企業と選考対象企業をメインに業界データを見ます。

ex.人材業界への転職を希望している場合

まずは業界全体の売上高ランキングを確認してみます。

1位:リクルートホールディングス

2位:テンプHD

3位:パソナグループ

4位:ワールドHD

5位:メイテック

6位:テクノプロHD

 

例えば、5位のメイテックが志望企業だとします。

 

そうなると1位のリクルートホールディングスとの関連性が低くなりますので、トップ企業の研究は行いません。

 

なぜなら、同じ人材業界ですが戦うマーケットが異なるからです。

リクルートは「全方位的に人材事業を運営」していますが、メイテックは「技術者派遣や紹介に特化して事業を運営」しています。

よって、類似業者とメイテックの比較をすることで企業研究を進めます。

 

例えば、

メイテックは技術者派遣・紹介事業を中心にやっている。

競合はテクノプロHDやアルプス技研などの技術者派遣に特化した事業者になります。

ここから先は(1)の調べ方をテクノプロHDとアルプス技研に適用します。

 

業界データを調べ、競合他社を研究する事で志望企業の理解度が更に高まります。

 

(3)転職会議、Vorkersなどの口コミサイトを見る

口コミサイトはネガティブな口コミを中心に確認します。

 

特に確認したいのはネガティブな口コミの共通点です。

ex.

・残業時間が長い

・女性は働きにくい

(女性管理職がいない、育休がとりにくい、産休がとりにくい)

・ワークライフバランスは望めない

・言葉遣いが悪い人が多い

・転勤が多い

・単純作業が多い

などなど

 

どの企業にもポジティブな面とネガティブな面があります。

(3)で重要なのはネガティブな面を自分自身が許容可能か否かの判断を行うことです。

ネガティブな面も許容できるようであれば対象企業で長期間就業するのも苦にならない可能性が高いです。

 

(4)企業HPを見る

企業HPは企業が伝えたい事をポジティブに記載しています。

その為、見る時は客観的な視点を忘れないようにしてください。

 

主にチェックする場所は下記の2点です。

・事業内容

・新卒採用情報

『事業内容はわかるけど、なんで新卒採用情報も見るの?』と疑問に思う方もいるでしょう。

 

新卒採用情報を見る理由は「会社の事がわかりやすく広範囲に記載されているから」です。

※こんな感じで網羅的に会社の情報を載せています▲

 

先に書いた通りポジティブな面が中心に書かれているので、その事は念頭に置きつつ確認します。

 

新卒採用に苦労している企業も多いので、作り込んでいるホームページが多いです。

 

転職ではありますが企業理解のためにも読み込んでみましょう。

 

(5)企業名のニュース検索結果を見る

企業名のニュース検索結果を見ましょう。

理由は最新の動向把握です。

企業HP内の情報は更新されているものもありますが、古い情報も多いです。

ex.広告代理店大手の「オプト」でニュース結果を検索した結果▼

最新の情報は面接時の質問にも使いやすいので読み込みましょう。

(6)社長の経歴やインタビューを見る

※結構重要です※

【社長の人となり】が企業文化や風土を作ることが多いです。

「社長名  + インタビュー」などで検索して記事を確認してみます。

社長の発言や考え方に共感できない場合は受けるのをやめた方がいいです。

(7)社員インタビュー

新卒採用情報に載っている事が多いですが、社員インタビューも確認しましょう。

見るべきポイントは下記の2点です。

・社員の年齢層

・対象者の社歴

社員インタビューも良い事ばかり書いてるので内容をそのまま読むことに意味はないです。

 

社員の年齢層や社歴が偏ってる会社、男性しか出てこない会社は離職率が高い傾向があるので注意が必要です。

 

「面倒くさい」と思われたかもしれませんが、ここまでで必要な情報はある程度、インプットできます。

 

1社しか受けないのであればここまでで十分ではありますが、複数社の選考を受ける方は次の工程に進みましょう。

 

<アウトプット編>

(1)選考企業の比較表を作成

インプットで調べた内容をエクセルやスプレッドシートでまとめる。

複数社の選考を受ける場合はエクセルの縦軸、横軸に下記の項目をまとめます。

【縦軸】・・・企業名

【横軸】・・・インプット項目

(2)企業ごとの提案を追記

エクセルシートの横軸に提案項目を追記します。

3.企業研究の効果

適切な方法で企業研究を行うことにより、

「自分に合っており、将来性がある会社から、内定を獲得する確率」

を高めることができます。

転職フェーズ毎の効果を説明すると

(1)企業研究フェーズ

選考前、企業研究を行っている段階での効果

①企業理解度が上がると、付随的に業界理解・競合理解ができる

②理解度が上がった結果、当初は考えていなかった別の候補企業を見つけることができる

③表面上の情報だけでなく、企業文化も垣間見える

(2)選考フェーズ

①企業理解度と自身の熱意を訴求できるので面接に通りやすくなる

※注意点

「面接官の職位で使い分けること」

企業文化が浸透していない会社で理念など上位レイヤーの理解度を示しても、『うざい奴』と思われるだけです。

現場レベル、部課長レベル、役員レベルで面接時のアウトプットは工夫しましょう。

②自身のスキルや経験と選考企業のニーズを合致させた提案をしやすくなる

以上が企業研究の効果です。

4.まとめ

企業研究を漫然と行うか、適切なやり方で行うかで転職活動の結果は大きく変わります。

面倒ではありますが「圧倒的な企業研究」を行うことで他の転職者に差をつけ内定を獲得しましょう!

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